
動物同士や植物同士は人間とは全く異なる方法でコミュニケーションをと
っているのは間違いないと思うのですが、それでは一体細胞間同士はどう
やって会話しているのか。
昔から疑問だったのは精子と卵子が結合しめでたく受精卵ができ、その後
細胞分裂を繰り返し様々な臓器や器官が創られていくわけですが、まった
く同質の細胞のどれが心臓になり足になり血管になるという決定をどうや
って決めているのかということです。
どの細胞がどの部分をつくるか『シグナルセンター』と呼ばれる細胞が周
りの細胞に指令を出すと言われているようですがそのシグナルセンターな
る細胞はどうやって決められるのか疑問です。いずれにしても隣り合う細
胞同士の会話はシグナル経路が関わっていることが見いだされてその解明
がされつつあるようです。
微生物の研究では病原菌のセラチア菌もその1つで普段はおとなしくして
いても、仲間が増えてくるとそれぞれがシグナルとなる物質を放出し、ま
るで言葉を交わすようにその濃度により周囲になかまが増えてきたことを
察知するというのです。
粘菌の研究はおもしろいもので株と株のつながりを作る時に鉄道網と非常
によく似た最短距離の繋がりを作るそうで、単細胞生物の粘菌に知性が存
在しているという画期的な発見だと思うのですが一部の人達の間でのみ話
題になっています。
またある学者さんは細胞という個体の実態を『気分』という言葉で定義し
ています。まるでその細胞に感情でもあるかのように。
受精卵の細胞分裂から始まり、ある時ある細胞は「じゃー私が心臓の担当
になるからあなたは血管のほうをお願いね。」と。またある細胞は「わか
った、じゃー私は手のほうを担当するからまかせといて。」なんて会話が
なされているのかもしれません。
そんな『気分』が反映されて生物の均衡が創られているようにも感じます。
K y o k o M a r u t a

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lampteromyces (月曜日, 01 4月 2013 18:25)
細胞は皆数億年に渡る進化の過程を全て記憶しているといいます。そして受精から胎児になる過程も進化のプロセスを忠実にたどるのです。
粘菌やウイルス等は最も合理的な生き方を選択していると言えます。
丸田 (水曜日, 03 4月 2013 02:00)
考えてみれば不思議なものですね。胎児の変化の過程は進化のプロセスそのものみたいでなぜそのようになるのか改めて考えてみました。
スーパーコピー (水曜日, 08 1月 2020 12:24)
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